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効果やルールについては以下をお読みください。

WCSTについて

Wisconsin Card Sorting Test(WCST)は以下のような神経障害・疾患に関連する前頭葉の機能低下を評価・訓練するのに用いられます。

  • 脳挫傷(特に前頭葉損傷)
  • 統合失調症
  • ADHD(注意欠陥・多動性障害)
  • アルツハイマー病などの認知症
  • パーキンソン病

WCSTは、以下の脳の機能を改善させるために用いられます。

  • 認知の柔軟性:ルールが変わったときにそれに適応できるか。
  • 抽象的思考:共通の特徴を見出してグループ化できるか。
  • 問題解決能力:新しいルールに基づいて正しい選択ができるか。
  • 注意の維持:集中力や持続的な注意力。
  • 抑制制御:以前のルールに固執せず、新しいルールに従う能力。

基本ルールと手順

  • 被験者は、上に表示された1枚のカードを、下に並ぶ4枚のカードのいずれかに分類していきます。しかし、分類のルール(色・形・数)は明示されず、自分で推測しなければなりません。
  • 正しいルールで分類(上の4枚のカードの内の1枚をクリック)すると「✅ 正解!」と表示されます。間違ったルールで分類すると「❌ 間違いです」と表示されます。このフィードバックを頼りに、試行錯誤しながら正しいルールを見つけ、カードを分類していきます。
  • 一定回数連続して、正しいルールで分類していくと、突然ルールが変わります。被験者にルールが変わったことは通知されません。ルールが変わった後、それまでのルールで分類すると「❌ 間違いです」と表示されます。このフィードバックを頼りに、ルールが変わったことに気づいてください。そして、新しい分類のルールを推測してください。
  • 試行回数は被験者のレベルに応じて32回/64回/128回に変更できます。通常は128回で行います。

使用されるカード

各カードには以下の特徴があります。特徴ごとに分類します。

  • 色:赤・緑・青・黄
  • 形:〇・△・☆・□
  • 数:1~4個

評価される指標

試行回数128回で行った場合。

  • 正答率(%)
    80%以上で前頭葉機能が良好であることを示します。(基本的に100%になることはありません)
  • 学習できたルールの数
    一定回数連続で正解が続き、ルールが変わった回数です。数値が高いほど(最大12)、前頭葉機能が良好であることを示します。4以下は機能の低下が示唆されます。
  • 前のルールに固執した誤りの回数
    数値が高いと柔軟性の欠如を示します。
  • どのルールとも一致しない誤りの回数
    数値が高いと注意力・柔軟性の問題が示唆されます。
  • 最大間違いの連続回数
    数値が高いと抽象的思考や学習能力の問題が示唆されます。10以上は機能の低下が示唆されます。
  • かかった時間

営業時間

営業時間
10:00 〜 18:00
18:00 〜 20:00
  • 最終の受付時間は営業時間の1時間前になります。
  • セミナーや勉強会へ出席の際に、臨時休業する場合があります。

交通アクセス

電車の場合

  • 小田急線中央林間駅東口からは、徒歩30秒(30mほど)で当院に着きます。
  • 田園都市線中央林間駅出口からは、徒歩1分30秒(100mほど)で当院に着きます。

駐車場・駐輪場

専用の駐車場はありません。近くのコインパーキングをご利用ください。自転車は建物入口のポストの向かいの壁に寄せて駐輪してください。

アクセスマップ

Coma-21外観

〒242-0007
大和市中央林間4丁目5-9 Coma-21-201号室(2F)

042-742-5241

電話受付:9:30 〜 営業終了
(月は定休日)