カイロプラクティックが自律神経失調や不安やうつを回復させる科学的な根拠
カイロプラクターが行うアジャストメント(矯正)は、脳(主に前頭前野)の活動を平均で20%変化させることができます。この研究は2016年1月、デンマークのAalborg大学病院で研究室で実施され、Journal of Neural Plasticityに掲載されました。
カイロプラクターの多くが、アジャストメント後に「頭がすっきしりた」「視界がクリアになった」「集中力が上がった」という報告を受けたことがあると思います。これは前頭前野が活性化したことによる変化です。
カイロプラクターは関節に対してアジャストメントを行います(カイロプラクターが行うアジャストメントの安全性については、「本当のアジャスト(ボキボキ矯正)は危険性が低い」をご覧ください)。この刺激は、脊髄の中を通り、一部は小脳へ、一部は頭頂葉の体性感覚野に伝わります。そこから前頭前野や補足運動野、一次運動野などに信号が拡散されます。これにより脳の活動が変化します。ただし、これはカイロプラクターが行ったアジャストメントによる変化で、他のセラピストが行う場合についての研究はありません。カイロプラクターとそうでない人が行う矯正では何が違うかと言うと、問題部位を見つけるための評価能力、そして矯正する方向とスピード(0.2秒未満)です。これが神経活動を変化させるための、重要なファクターになっていると考えられます。
感情や自律神経の働きに重要な前頭前野

前頭前野は、社会生活を行うために最も重要な場所になります。前頭前野はさらに以下のように分かれています。表では機能の区切っていますが、実際はそれぞれネットワークで繋がっているため、機能を明確に区切ることは出来ません。
背外側前頭前野 DLPFC | 意志の決定・ワーキングメモリ |
眼窩前頭野 OFC | 情動・動機付け・状況の把握(他者の理解、コンテクスト)・感情のコントロール・衝動の抑制 |
腹内側前頭前野 mPFC | 状況の把握(他者の理解、コンテクスト)・不安や恐怖の抑制・視床下部(自律神経の中枢)の抑制・報酬系・排泄抑制 |
前帯状皮質 ACC | モチベーション・行動の調節(思考の柔軟性)・情動・痛覚 |
運動前野 PMC | 運動の計画や準備・外部環境や視覚情報を利用した動作 |
補足運動野 SMA | 自発的な運動の開始や停止 |
ブローカ野 | 言葉・会話 |
OFC、mPFC、ACCは記憶や感情に関わる大脳辺縁系との繋がりが強く、さらにmPFCは、自律神経の中枢である視床下部の抑制に働きます。そのため、前頭前野の働きが低下してしまうと、感情の乱れや自律神経の乱れを引き起こします。
カイロプラクティックアジャストメントは、この前頭前野を活性化させることができます。そのため、自律神経失調や、不安や鬱症に対して効果が期待できます。
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